昨日今日と、県内の卒業式のニュースも聞こえてきていますが、
卒業式と聞くと、今でも巣立ちの日の切なさが胸に蘇ってまいりますね^^
そして春の陽気に運ばれてきているのか、
花粉も絶好調に飛んでいるようで、私は別な意味でも目の赤くして日々を送っております。
花粉症仲間の皆様、つらい時期かと思いますが、一緒に乗り切りましょう!
さて、本日のお題!
「油圧(高圧)ホースの取り扱いについて」です。
ホースは保管・配管取付の方法により、性能上大きく影響を受けます。
ホースを正しく使用するために特に次の事項に注意くださいね^^
【ホース及びアセンブリ品の保管方法】
●ホースの保管場所は湿気が無く直射日光の当たらない冷暗所をお選びください。
●ホースに重量物が落ちないように、又、重量物を積み重ねないようご注意ください。
●ホース内に、ちり、ゴミなどが入らないようにご配慮ください。
●ホースは長期間保管しないでください。(最高一年程度を目安としてください)
経時変化が進みますと漏れの原因にもなります。古いものから順番にご使用ください。
【配管上のご注意】
ホースは生モノ(有機物)です。配管には特に注意を払ってください。
●ホースは内圧力がかかると、収縮変化が生じます。余裕を持たせて配管してください。
通常加圧されますと、長さ方向に+2%~-4%の変化があります。
●ホースの捩れ(ねじれ)は性能低下の原因になります。
揺動回転などで捩れを受ける場合は回転継手のご使用をお勧めいたします。
●金具付近で曲げて使用される場合、ホースの早期破損の原因となります。
配管の位置を変更、または付属金具などをご使用ください。
●配管上でのホースと他物体との接触は摩耗の原因になります。
前回記述のブログにホース保護品をご紹介しておりますので、そちらをご参考に保護してください。