ホ-スの耐圧力
ホースは、流体移送時の加圧に耐えるために補強層を施していることは前述しましたが、
この補強層を最も効率的・経済的にしかもホ-スの要求機能の一つであるフレキシビリテイを損なうことなく施してあります。
それは、補強層の鋼線又は糸にある角度を持たせてブレイド(編組)又はスパイラルラップ(螺旋巻き)することで、
ホ-スの軸方向の耐圧強度と径方向の耐圧強度を同じにしてあるからです。
この軸方向と径方向の耐圧強度を同じにできるのはホ-スの特徴であり、
補強層の施行角度109゜30´をホ-スの理想角度と呼んでいます。