継手金具口金部(接続部)の種類は、内圧のシ-ル方法の種類及びねじ・フランジの種類等形状と材質によって分けられる。
- ねじ継手・・テ-パねじオス(1001タイプ)ねじの種類
・ISO R(ISOテ-パおねじ)
・NPT(アメリカ標準管用テ-パおねじ)
・NPTF(ドライシ-ル)
- メタルシ-ル継手
・ストレ-トねじオスタイプ(1002)
・ユニオンメス・オスタイプ(1004・1005)
・球面シ-ルタイプ(6006)
・フレア-タイプ(PS・R12)
・ガスケット・銅パッキン
- 喰い込み継手
・テ-パ式スリ-ブ
- フランジ継手
・① JIS210kフランジーSSA・SSB(B=Oリング溝なし)
(角フランジ) ーSHA・SHB
ーLSA
・②丸フランジ(2~63k)
・③スプリットフランジ 3000PSI(SSF)
6000PSI(HSF)
- Oリングシ-ル継手
① Oリングボスタイプ ② Oリングシ-ルタイプ ③ ステイプルロックタイプ
④ OMKT(オスユニオン)⑤ フランジタイプ ⑥ ビ-ドタイプ
⑦ DKO金具(ライトシリ-ズ・ヘビ-シリ-ズ)
OリングボスタイプのBOSSとは、突起部という意味もあり、Oリングが金具の面よりも突起
しており、この突起部(Oリング)でシ-ルするものを一般的にボスタイプという。
ORS金具も広い意味では、ボスタイプの一種であるがORS金具は旧来より、ヨ-ロッパを中心に
広く使われてきた。
Oリング継手の最大の特徴は、振動に強いこと。締付トルクが小さくて済むこと。省スペ-ス配管
が可能であること等メリットが多い。
一般的に先端Oリングシ-ルタイプをORS金具といっており、日立建機等で多く使用されている。
コマツの継手金具については、メ-トルねじのイメ-ジが強いが、コマツでも2000年11月よりの
PC118UC-3より、Oリングシ-ルタイプを採用しており、コマツでの呼びはフェイスシ-ルと
独自の呼び方をしている。