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2017.01.18

海外油圧ホ-ス規格に関して

 
  • はじめに

現在国内の市場では、海外製の油圧ホ-スが多く使用されています。例えば、除雪車・圧雪車・製紙会社の抄紙機・テイシュBOXの組立て工場・アスファルトフニッシャ-・遊園地の遊具等、

様々な個所の油圧装置に高圧の油圧ホ-スが配管されている。

海外の油圧ホ-スは、EN規格・DIN規格のホースがヨ-ロッパ・ロシアを中心に使用され、アメリカ(南米を含む)ではSAE規格ホ-スが、オ-ストラリアではAS規格ホ-スが、

またアジアではEN・DIN・AS・SAE規格のホ-スが主に使用されています。

また、海外進出においても海外のホ-ス規格も判らないままでは、どの様な戦略を立てる目安にも成りえなく国内のバラスト市場でもホ-ス交換時、

この海外ホ-ス規格が判らないと容易にホ-スを交換することが出来ないことから、ここでは海外ホ-ス規格の詳細について記載します。

 

  • 海外ホ-ス規格

海外のホ-ス規格には、下記の5種類のホ-ス規格がある。

① ISOホ-ス規格(International Organization Standardization=国際標準化機構)
② ENホース規格(European Standard=ヨ-ロッパ規格)
③ DINホース規格(Deutsches Institut Normung=ドイツ規格)
④ SAEホース規格(Society of Automotive Engineers=アメリカ自動車技術会)
⑤ ASホース規格(Australian Standards=オ-ストラリア規格)

 

  • 構造別ホ-スと圧力別ホ-ス

構造別ホ-スとは、小口径のホ-スサイズ(φ6)から大口径のホ-スサイズ(φ50)まで全て構造が同一で、サイズによってホ-スの最高使用圧力が変化するホ-スのこと。

海外のホ-ス規格の殆んどが、構造別ホ-ス。

圧力別ホ-スとは、小口径のホ-スサイズ(φ6)から大口径のホ-スサイズ(φ50)までホースの最高使用圧力が一定で、サイズによってホ-スの構造が変化するホ-スのこと。

JIS規格ホ-スは、圧力別ホ-ス。

 

  • ISO18752ホ-ス規格

ISO18752ホ-ス規格は、日本から提案して作られた圧力別ホ-ス規格であり、圧力のクラスには35・70・140・210・250・280・350・420・560の9クラスがあり、

ホ-スのサイズにはISOメ-トルサイズ5~102の14サイズがあり、4種類のグレ-ド及び7種類のタイプが規定されている。

 

  • ENホ-ス規格

EN(European Standard)規格では、ワイヤ-ブレ-ド構造ホ-ス(EN853・857)及びスパイラル構造ホ-ス(EN856)があり、DIN規格の1ST(1W/B構造)・2ST(2W/B構造)の

一般油圧ホ-スと1SN・2SNの外径スリムホ-スがEN853規格に制定されており、DIN規格の1SN・2SNまたSAE100R1AT・100R2AT(外径スリムホ-ス)ホ-スよりも

更にコンパクトな1SC(1W/B構造))・2SC(2W/B構造)のワイヤ-ブレ-ド構造のホ-スがEN587規格に制定されている。

また、スパイラル構造ホ-スでは、DIN規格ホ-スの4SP・4SH(4SPホ-スの昇圧化ホ-ス DINサイズ:20~51)ホ-ス及びSAE規格ホ-スの高温用(+120℃)100R12シリ-ズ・100R13シリ-ズホ-スが

EN856規格として制定されている。

 

  • DIN規格ホ-ス

DIN(Deutsches Institut Normung)規格ホ-スは、使用温度範囲-40~+100℃の構造別ホ-スで6種類の高圧ゴムホ-スが規格に制定されており、

IMP回数はSAE・EN・AS規格同様1W/B構造で15万回・2W/B構造で20万回・4W/S構造で40万回と規定されている。

 

  • SAE J517シリ-ズ油圧ホ-ス

SAE(Society Automotive Engineers)J517シリ-ズの油圧ホ-スの規格には、SAE100R1~100R19までのシリ-ズがあり、

基本的なホ-ス構造は小口径から大口径まで同一構造の構造別ホ-スであるが、一部圧力別ホ-スが5シリ-ズ規格に制定されている。

また、インパルス回数は、DIN・EN・AS規格同様1W/B構造:15万回 2W/B構造:20万回に設定されている。

 

  • AS-3791オ-ストラリア規格(AUSTRALIAN STANDARD)

オ-ストラリアの油圧ホ-ス規格にAS-3791規格があり、この規格のベ-スはSAE J517で100R1~100R14までのシリ-ズホ-スが制定されている。

一般油圧ホ-スの使用温度範囲は、-40~+100℃ですが、AS-3791では-40~+93℃仕様となっている。

 
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